脊椎側湾症・当方の考え方
当方で多い症状の一つに側湾症があります。
病院で診断されて来る方もいれば、ご本人の自覚として
「背骨が曲がってる感じがする」
と言われてお見えになる事もあります。
背骨自体の湾曲がなくても、
上半身と下半身の位置が前後左右にズレてる方も非常に多いです。
肩腰膝と、側湾症での来院でなくても9割方大なり小なり
上記した様な前後左右ズレがあります。
調整が進むと中心軸が形成されてくるので、
ほとんどの方が左右ズレが整ってきます。
側湾症の原因について、考え方は様々ですが、
当方の考え方は以下の通りです。
1、頭部の直接打撃によって、
左右アンバランスが生じ立つ為に背骨の一部がバランス
をとり、左右ズレを起こす。
2、下半身の歪みを、立つ事で上半身が受け止めている。
体操競技やクラシックバレヱなど、
下半身を真っ直ぐに矯正して立つスポーツなどの
場合、歯磨き粉のチューブが押し上げられるように、
下半身の歪みが上に押し上げられ、
歪みの逃げた(押し上げられた)結果として
背骨に歪みが集まった。
集まる箇所は人それぞれで腰だったり首だったりと、
特徴はやはり左右ズレが生じる事です。
私達の体にねじりパンのような、ねじれがあったとして、
そのねじれを下から締め上げた事を想像してみて下さい。
ねじれは更に上部へ巻き上がります。
どこかでねじれを受け止めないと体はぐるぐる回ってしまいます。
それぞれ受け止めた箇所に歪みが溜まったものと考えています。
いずれの状態にしても、
体からの指示に従って絡まった糸をほどいていくのが
骨格細分化調整です。